第6回九条美術展

2017/2 /1(水)~7() 

9:30~17:30 (初日は14:00から、最終日は13:30まで)

東京都美術館

講演会「文化と九条」

2017年2月3日(金)13:45~17:15
東京都美術館講堂 参加費 500円

講師

小森陽一

(九条の会事務局長 東京大学教授)

改憲のねらいを明らかにする学習活動を草の根から広げ、地域の九条の会の結成や改憲阻止の共同の推進など、「九条の会」運動の中心として全国各地をまわって活躍。
夏目漱石の研究者として文化問題も含め幅広い講演活動には定評があります。

内海信彦

(美術家・ペルー国立美術学校名誉教授)

中里繪魯洲

(造形作家・舞台美術)

宮田徹也

(美術評論・日本近代美術思想史研究)

 

◆ ギャラリーツアー 2月1日(水) 展示終了後

 

光山 茂 (画家)

九条美術展、何としても成功させ、安倍の壁に立ちはだかりましょう。

 

司 修 (画家)

私が戦争に至る道や戦争を否定するのは、幼少年期に経験した「銃後」の戦争と、人間を鬼にしてしまうその環境の非人間性です。空襲羅災による焼跡生活も、戦争を否定する、生きものとしての声なのです。

 

水尾 比呂志 (美術評論家)

近ごろ、右傾化をあらわにしてきた政治屋たちが、国防軍の設置を公然と唱え始めています。それらの妄動を封じこめて、九条美術の会は、護憲と不戦への決意を新たにしなければなりません。日本自体はもとより、全世界の人たちに、創造の活動を通じて、人類の正しいありかたを呼びかけましょう。いま世界はまさに存亡の危機に直面させられているのです。

 

野見山 暁治 (画家)

あらゆる生きものは、自分より弱いものを踏み台にして生き残る。
残念ながら、いままで過してきた私の実感です。
戦はないで、共に生きてゆく、と言うこと。どんなにか遠い道のりでも、人間にだけ課せられた宿題でしょう。

 

入江 観 (画家)

「平和」という言葉を声高に叫ぶつもりはない。唯、変哲もない身近かな風景に向い合う「個人」の幸福な時間を失いたくはないと痛切に思う。それこそ守らねばと思う。 その時、ひたすら戦争への可能性を広げようとする安倍政権の絞知にして危険な匂いに敏感でなければならない。騙されてはならない。

 

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